<生産終了>
グラスバレーのK2 Dyno Universe リプレイシステムは、6 倍速ウルトラスローそして4K のオペレーションに最適化されており、用途に合わせて切替が可能です。K2 Dyno Universe システム優位性は、4K と6 倍速ウルトラスローにおけるオペレーションがさらにアクセスしやすくさせたことです。例えば、今までであれば4K リプレイにおけるオペレーションは、HD と比較してサーバーの数、ラックスペース、そしてオペレーターの数が2 倍必要だったためにほとんどのイベントにおいては現実的ではありませんでした。
新しい4 RU K2 Dyno Universe リプレイシステムは、一般的な6 RU シングルサーバーより小型ながら、チャンネル容量は2 倍を超え、今迄と同じオペレーター構成で、6 倍速ウルトラスローと4K のワークフローを行なうことができ、オペレーションコストを最小限に抑えることができます。更に優れている点は、コストとスペースの節約だけでなく、視聴者を虜にする瞬間演出の素晴らしさです。K2 Dyno Universe のリプレイにおける比類のない機能はここに集約されています。
Super Slow-Motion Sharpness
K2 Dynoに搭載されたAnySpeed テクノロジーにより、UHD/4Kやウルトラスローといった人間の目で捉えられないハイフレーム映像を、超低速でプレイバックすることが出来ます。この技術は迅速かつスムーズにリプレイにシフトすることができ、更に細部をスローダウンして強調すると同時に、不必要に長いリプレイ時間を回避できます。また、ハイライトやプレイリスト作成を含む全てのオペレーションは従来のK2 Dyno Replay System によるHD、SDと同様のオペレーションが可能なため、送出タイミングを逃すことなく「瞬間」を演出します。
また、次世代のイメージセンサー Xensium-FT を搭載し、高感度、低照射での1080p撮影、細かなテクスチャの維持など、優れた性能を誇るGrass Valley LDXカメラシリーズとのインスタントリプレイは、ライブ映像収録に必要とされる諸機能を満たしており、抜群なコンビネーションとしてその威力を発揮します。
6X and 4K Optimized Systems
ほとんどのスポーツプロダクション環境は、入力/出力チャンネルについて4 入力・2 出力または6 入力・2 出力の構築が中心なため、4K または6 倍速に移行する場合、これを維持することが理想的とされます。グラスバレーは、6 倍速ウルトラスロー/ 4K 切替が可能な、2 種類のK2 Dyno Universe リプレイシステムでこれらのワークフロー構築を実現することが出来ます。
6 倍速ウルトラスロー、UHD/4Kに最適化されたK2 Dyno Universe Replay Systemはソリッドステートストレージを備える2台、もしくは3 台のK2 Summit 3G クライアントサーバーで構成されます。これらのリプレイシステムは、統合されたシステムとして動作し、且つ一つのサーバーとしても制御されます。10 GigE のShareFlex 接続を介して、複数のサーバーをシステムとして統合することで、完璧なスケーラビリティを実現します。
Get Even Closer to the Action With Pan & Zoom
イベント中では、最も重要なディテールに対し、最高のコントロールで、より良い瞬間演出を実感できます。K2 Dyno Universe であれば、スーパースローモーション・コンテンツのキューを掴み、その後のアクションも見逃しません。
6 倍速ウルトラスローまたは4K で収録すると同時にK2 Dyno リプレイコントローラーから、リプレイ、プレイリスト作成、そしてDynoZoom 機能を利用してアクセスすることができます。DynoZoom 機能により、リプレイコントローラーは、ストーリーが発展する箇所でパン・ズームを即時に実行し、さらにアクションの細部に迫ることができます。
K2 Dyno Sリプレイコントローラーから直接起動したDynoZoomで、HD、6倍速ウルトラスロー、3倍速スローまたは4Kコンテンツから、映像クリップの一部をパン・ズーム操作でHD、SDにリアルタイムで切り出しができます。
K2 Dyno Universe Configuration
6倍速ウルトラスロー 4RUコンフィグレーション
入力 | 8 | 6 | 4 | 2 |
出力 | 0 | 2 | 4 | 6 |
K2 Dynos | 0 | 1 | 2 | 3 |
6倍速ウルトラスロー 6RUコンフィグレーション
入力 | 12 | 10 | 8 | 4 |
出力 | 0 | 2 | 4 | 6 |
K2 Dynos | 0 | 1 | 2 | 3 |
4K 4RUコンフィグレーション
入力 | 4 | 2 | 0 |
出力 | 0 | 2 | 4 |
K2 Dynos | 0 | 1 | 2 |
4K 6RUコンフィグレーション
入力 | 6 | 4 | 2 | 0 |
出力 | 0 | 2 | 4 | 6 |
K2 Dynos | 0 | 1 | 2 | 3 |
製品ハイライト
トレーニングビデオ(英語)
K2 Dyno 6X Super Slo-Mo Setup & Operation (v2)
K2 Dyno Replay System: DynoZoom Training
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電源
- 90-265VAC, 47-63Hz
- 消費電力 : 60W
寸法
- 高さ : 164mm
- 横幅 : 245mm
- 奥行 : 383mm
- 重量 : 4.75kg
動作環境
- 動作時温度 : 0°C ~ 40°C
- 非動作時温度 : -20°C ~ 60°C
- 湿度 : 10% ~ 90% (相対湿度)
アプリケーション
ハイライトクリップ:マーク点から簡単に作成できます。
プレイリスト:ハイライトクリップを、再生中にドラッグアンドドロップで移動可能。
配列したクリップのカメラアングルの変更も可能です。
トランジション/ミックスエフェクトを備えるプレイリスト:ハイライトクリップ間のM/E トランジションとして、
ディゾルブまたはマットへのフェードを選択可能。
トランジションは、送出の1 チャンネルだけを使用して実行されます。
メタデータとキーワード:各ハイライトやマークしたクリップにK2 Dyno S コントローラーを通して入力できます。キーワードツールは簡単にその場で編集できるだけでなく、エクスポートも可能です。またこの情報はテキストにて検索ができます。
Favorites bar(お気に入りバー):タッチスクリーンの「スライド」バーを介して、クリップやプレイリストの保存、
またはネットワーク接続されたフォルダにダイレクトにアクセスできます。
フロントパネル
ボタン:素早いレスポンスを可能にした23 個のフルカラーボタン、Shift キーと
組み合わせることで全43 機能をコントロール
スローモーションレバー:グラスバレーのKarrera スイッチャーT-bar を採用、
-1000 ~ +1000 迄のフルレンジでの再生制御が可能
ジョグ/コントロールノブ:直径60 mmのカスタムデザイン、
手触りの良いラバー加工の軽量アルミコア、最大50 倍速迄アシスト
LCD タッチパネル:8.4 インチ、解像度800 × 600、強化されたジェスチャーコントロール
リアパネル
電源ボタン:モーメンタリースイッチカバー付
ネットワークコネクター:2 系統、Gigabit Ethernet ポート
(K2 Summitプロダクショ
ンクライアントによるシステムコントロール)
USB 2.0 コネクター:4 個(5amp type)
USB 3.0 コネクター:2 個(1amp type)
ディスプレイポート:DVI コネクタ 2 個
CompactFlash スロット:CF カード(OS オペレーティングシステム用)