Grass Valley – IBC 2018 出展概要

■ Grass Valley – IBC 2018 展示コンセプト (RAI, Stand 9.A01)
新たな GV ブースへぜひお越しください – ニュース、ライブプロダクション、ネットワーキング、そしてプレイアウト。 私どものトータルラインナップをご紹介するとともに、全ての製品のデモをご覧いただけます。 さらに、HDR、IP、仮想化の技術をみなさまのワークフローに活用する方法についてもご紹介いたします。


【製品ハイライト】

-ライブプロダクション-Catch every moment live.

システムカメラ LDX 86N / 86 / 82 シリーズ

UHD(3840×2160) 3CMOS センサーを搭載し、DPMUltra テクノロジーによる高感度な HD/3G モードや HD 3 倍速/6倍速に対応した LDX 86N をはじめ、HD/3G、HD 3 倍速/6 倍速対応の LDX 86、ベーシックモデルの LDX 82 を出展いたします。 すべてのモデルで SMPTE ST 2084(PQ)と HLG の HDR や ITU-R Rec. BT.2020 色域(WCG)をサポートし、SMPTE ST 2110/2022-6/2022-7 対応ベースステーションや GV-eLicense によるソフトウェアアップグレ ードが利用可能、Direct IP ライセンスによりカメラとベースステーション間を COTS IP スイッチと IP ネットワークで接続したリモートプロダクションにも対応します。 ブース内ではサードパーティー製トラッキングシステムやグラフィックスシステムとのインテグレーションもご覧いただけます。

プロダクションスイッチャー Kayenne / GV K-Frame X

3G/IP で 192 入力/96 出力、9M/E に対応する GV K-Frame X は、リア I/O モジュールの選択により SDI およびSMPTE ST 2110/2022-7 に対応。 Kayenne パネルとの組み合わせにより、従来の HD 制作と同等の使い勝手を4K/IP でも実現します。

プロダクションスイッチャー Kahuna 4600 / 6400 / 9800 シリーズ + Marverik Panel シリーズ

SD/HD/4K UHD, HDR/SDR, SDI および IP、これらのハイブリッドな環境下でのライブ制作に必要な機能をすべて提供できるライブプロダクションスイッチャーです。 柔軟性の高いフレームとモジュール構成、Maverik コントロールパネルの組み合わせであらゆるシーンに対応できます。 優れたリダンダント性で高い可用性を誇り、最大 120 入力、 64 出力、24M/E、2D/2.5D 機能を付けられる 48 キーヤー、4ch 3D DVE も搭載できます。 4K 制作にも対応し、 HDR/SDR 変換機能も含んだ FormatFusion4 で複数のフォーマットが混在した制作も可能にします。 I/O モジュールにより SMPTE ST 2110/2022-7 や 12G-SDI の入出力にも対応します。

プロダクションスイッチャー GV Korona / K-Frame V シリーズ

最大 3 M/E+2 VPE(ビデオプロセスエンジン)、20 フルキーヤー、2D DPM、32GB イメージストア、RAM レコーダー、 32×16 I/O 等のパワフルな機能を搭載し、4K 制作にも対応。 コントロールパネルは 1~3M/E の 3 タイプをラインナ ップし、オプションの DPMモジュールによる iDPM(2D/3D DVE)機能の他、新たにラインナップされた 8×4 コンバージ ョン I/O モジュールにより SMPTE ST 2110/2022-7 や 12G-SDI にも対応します。

プロダクションスイッチャー Kula シリーズ

Kahuna シリーズの強力な機能、操作性、信頼性を継承した 2RU サイズ小型エントリーレベルプロダクションスイッチ ャー。 最大 3M/E、2.5D DVE 搭載、32 キーヤー、36 入力 18 出力に加えて 6 ポートのマルチビューワー出力を搭載、16GB Clip Store とそれを利用した Clip Transition に加え、設定変更により 4K UHD 制作にも対応、あらゆるフ ォーマット変換が可能な Format Fusion3 も搭載と大型機に引けをとりません。 コントロールパネルも 16 ボタン 19インチサイズから 24 ボタンサイズと設置に合わせた種類を選択でき、さらに一部の Maverik パネルモジュールも接続でき柔軟な操作性を提供します。 モデルにより、SMPTE ST 2110/2022-7 や 12G-SDI にも対応します。

リプレイシステム LiveTouch

LiveTouch リプレイシステムは、ライブプロダクションにおいて様々なカメラポジションのスローとリプレイを可能にします。 タッチスクリーンによる直観的な操作で、HD、3G、4K フォーマットの映像クリップのハイライト作成、トランジションをミックスしたプレイリストの送出迄容易にコントロールできます。

-ニュース-News everywhere as it happens.

スタジオオートメーション Ignite

ニューススタジオで使用される機器を総合的に制御することが可能なソリューションです。 ロボティックカメラ、ビデオサーバー、スチルストア、ビデオスイッチャー、ルーターなどグラスバレーが提供する各システムをオールインワンでコントロールできます。 今回発表となるバージョン 11 では、新しいイベントマネージャーにより、より早く簡単に操作が出来るようになり、導入やトレーニングのコストを大幅に削減します。

ワークフローマネージメント GV STRATUS / GV IO / GO!

報道やスポーツ中継等様々なケースで活用できる、フルセットのアプリケーションフレームワークです。 素材のアセ ット管理、入出力制御および全てのワークフローを統合的に管理が可能です。 最新の GV STRATUS バージョン6.5 においては既存の K2 システムだけでなく、sQ や GVIO ともフレキシブルにシステム構築が可能となりました。 また、SAM との製品統合により、Momentum によるグラフィカルな UI でカスタムワークフローが設計可能となり、編集クライアントには HTML エディターGo!も実装されています。 また、モバイルデバイスから PC にいたる各 OS をサポートした Web ベースの HTML 5 クライアントサポートや、各ソーシャルメディアへのパブリッシュ機能、収録中のフ ァイルのエクスポート機能も強化されました。 更に GV STRATUS, GV IO, GVRE 全ての機能が集約されたターンキーシステムも本 IBC にてプレビューを予定しております。

エディティングシステム EDIUS 9 / EDIUS Cloud / Rio

4K HDR に完全対応した圧倒的なリアルタイム編集を誇る「EDIUS 9」の最新バージョンを先行してご覧いただけます。 世界中のユーザー様からのリクエストをもとに完成した最新バージョンをぜひご体感ください。 また、ブース内では EDIUS と Rio を使用した HDR 編集のワークフロー展示に加え、クラウドサービスとシームレスに連携した「EDIUS Cloud」の新機能紹介も行います。

-コンテンツデリバリー-Flexible, agile playout.

クラウドベースプレイアウト iTX Flex

Grass Valley iTX の技術を継承させた Microsoft Azure Cloud プラットフォーム上でオーケストレーション可能なSaaS の送出ソリューションです。 オンプレミスもしくはデータセンターへのプログラム編成・送出制御を Cloud 上から可能にします。 システム構築迄のスピードやトータルでのコスト軽減も含め、Cloud である利点を最大限活用できます。

-ネットワーキング-Reliable, advanced networking.

IP/SDI ハイブリッドルーティング

SMPTE ST 2022-6/-7/2110 双方のブランキングスイッチおよびクワイエットオーディオスイッチングに対応したルーティングプラットフォーム GV Node、COTS IP スイッチとの組み合わせによりスケーラブルに拡張可能なモジュラー構成の IQMIX/IQUCP などのフル IP ラインナップをご紹介いたします。

IP モニタリング&コントロール

スタンドアローン IP マルチビューワーの Kaleido-IP や最大 12 ディスプレイに対応した MV-820 をはじめ、IP/SDI 双方のコントロールが可能な GV Convergent、統合モニタリングシステムの Orbit/iControl、伝送するメディアの同一性保証を行う Media Biometrics など、グラスバレーの包括的なモニタリング&コントロールソリューションをご覧いただけます。

ルーティングスイッチャー Vega / Sirius / NVISION 8500

中型の Vega、大型でビルトインマルチビューワー対応の Sirius、スタジオや中継車等に多くの納入実績を持つNV8500 シリーズのフルラインナップを展示いたします。

ペリフェラル / コンバージョン

Densité / IQ Modular シリーズの広範なペリフェラルラインナップをはじめ、ベースバンドやファイルベースに対応したスタンドアローンコンバーターKudos Pro、Alchemist Live and XF、Kronos XF を展示いたします。

ファイバートランスポート Telecast ファミリー

8x 3G ビデオ/8x アナログオーディオ/インターカム/イーサネットのマルチチャンネルファイバー伝送に対応した Viper XL、12G までの 8 チャンネルビデオのファイバー伝送が可能な Python Plus、ENG カメラやワンピースカメラをシステムカメラとして利用可能な Copper Head シリーズなど、Telecast ファミリーの最新製品を展示いたします。

出展製品は都合により変更になる場合がございます。 予めご了承ください。


【パビリオン】
期間中、IP ショーケースパビリオン(E106/107)に AIMS (Alliance for IP Media Solutions)メンバーの一員として参加致します。 本パビリオンでは AES, AIMS, AMWA, EBU, SMPTE, VSF 各団体のサポートにより、50 社以上のベンダーによる SMPTE ST 2110/2022-7, AMWA NMOS IS-04/05/06 の動体デモの他、最新 IP 技術や納入事例に関するプレゼンテーションを実施いたします。

IBC 2018の出展について (英語)